ガジュマルの剪定(切り戻し):2回目
2011年06月23日
植え替えの時に短く切り詰めていたガジュマルですが、枝が伸びてきましたので2回目の切り戻しをしました。
【5月2日】1回目剪定
【6月2日】途中経過

「植え替え・切り戻し」「挿し木」の記事でご紹介したときの写真です。
【6月23日】2回目剪定
【BEFORE】
【AFTER】

向かって左側のその後の成長が早いほうのを剪定しました。暴れる枝が出てきましたので早目に切り戻しておきます。スッキリしました。

葉の付け根には新芽が待機しています。この枝の場合はさらに横へ伸ばしたいので横向きの新芽の上で切り戻しました。適当に切ったことがあり、枝が真上に伸びてしまって見栄えが悪くなったことがあります。
頂芽からは植物ホルモン・オーキシンが分泌されサイトカイニンの働きを弱めて、側芽が成長するのを抑制しています(頂芽優勢)。頂芽を切るとサイトカイニンの働きで下の側芽が動きだし、結果的に枝が増え葉が茂ります。この枝は奥へ、これは手前にと将来の樹形を想像しながら剪定するのも楽しいモンです。
切り口からはやや粘着性のある白い樹液が出て新芽を覆いましたので、ティッシュで拭き取り念のため霧吹きで洗い流しておきました。今回は霧吹きでマメに葉水をしていて恒例?のハダニが発生していないのが嬉しいです。

もう一方の成長の遅い方はこんな感じです。植え替え時に根を傷めた影響かと心配しましたが、節間も詰まって小さい葉が密集して良い感じに。性質がまるで変わってしまったようですが、こちらとしては手が掛からなくて好都合です。
◇◇追記:7月10日◇◇
2回目の剪定をしてから2週間強(17日)が経過し、様子を見てみました。

新芽が伸びて葉が茂ってきました。3回目の剪定も近いようです。6月23日に切り戻した写真と同じ箇所です。直下の節から左方向へ、2番目の節からは斜め上へ、3番目の節からは手前にと。摘心することで待機していた芽が動き出し理想の方向へ伸びてくれました。

葉がこじんまりとして前回は剪定を見送っていた方の鉢です。残念ながら?普通に成長し始めましたので遅ればせながら2回目の剪定をしておきました。
【5月2日】1回目剪定


【6月2日】途中経過

「植え替え・切り戻し」「挿し木」の記事でご紹介したときの写真です。
【6月23日】2回目剪定
【BEFORE】

【AFTER】

向かって左側のその後の成長が早いほうのを剪定しました。暴れる枝が出てきましたので早目に切り戻しておきます。スッキリしました。


葉の付け根には新芽が待機しています。この枝の場合はさらに横へ伸ばしたいので横向きの新芽の上で切り戻しました。適当に切ったことがあり、枝が真上に伸びてしまって見栄えが悪くなったことがあります。
頂芽からは植物ホルモン・オーキシンが分泌されサイトカイニンの働きを弱めて、側芽が成長するのを抑制しています(頂芽優勢)。頂芽を切るとサイトカイニンの働きで下の側芽が動きだし、結果的に枝が増え葉が茂ります。この枝は奥へ、これは手前にと将来の樹形を想像しながら剪定するのも楽しいモンです。
切り口からはやや粘着性のある白い樹液が出て新芽を覆いましたので、ティッシュで拭き取り念のため霧吹きで洗い流しておきました。今回は霧吹きでマメに葉水をしていて恒例?のハダニが発生していないのが嬉しいです。

もう一方の成長の遅い方はこんな感じです。植え替え時に根を傷めた影響かと心配しましたが、節間も詰まって小さい葉が密集して良い感じに。性質がまるで変わってしまったようですが、こちらとしては手が掛からなくて好都合です。
◇◇追記:7月10日◇◇
2回目の剪定をしてから2週間強(17日)が経過し、様子を見てみました。


新芽が伸びて葉が茂ってきました。3回目の剪定も近いようです。6月23日に切り戻した写真と同じ箇所です。直下の節から左方向へ、2番目の節からは斜め上へ、3番目の節からは手前にと。摘心することで待機していた芽が動き出し理想の方向へ伸びてくれました。


葉がこじんまりとして前回は剪定を見送っていた方の鉢です。残念ながら?普通に成長し始めましたので遅ればせながら2回目の剪定をしておきました。
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