ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    矮性の 一才サルスベリ (百日紅)

    2011年06月20日
     鉢植えのサルスベリが咲き始めました。

     フトモモ目ミソハギ科サルスベリ属の落葉中高木で原産地は中国南部です。

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     樹高は約30cm、これは矮性の “ 一才サルスベリ ” と呼ばれるものと思われます。昨年購入したものですが冬に裸木になった時は完全に記憶から消されていました。幹が2本あり二又かと思っていましたが葉の形と色合いが違い、2品種の寄せ植えかも。

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     一番早い蕾は5月18日に確認できましたが、雨に当たるとうまく開花できないようです。咲きそうになると雨に降られて溶けてしまい、サルスベリ改めアメスベリ状態です。庭植えにされるサルスベリ、そんなハズは無いだろうと幾度とトライしましたがやはりダメ。

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     雨中の開花実験?を諦めて軒下に移動していたらちゃんと咲き始めました。写真では青みがかった紫色になりましたが実際は赤紫色をしています。花径は約4cm、花弁は6枚でサニーレタスのように縮れているのが特徴です。1本の雌しべとたくさんの雄しべがありますが、その外側に長く伸びた6本も雄しべで、中心部の短い雄しべの花粉は蜂の餌用で長く伸びる雄しべの花粉が受粉用だそうです。

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     サルスベリの花は円錐花序でナンテンやシェフレラのようにたくさんの花を付けるようです。今は1輪だけの寂しい花ですが蕾の下には小さい蕾が、これからの成長に期待です。

     次の蕾もほころび始めました。雨は土曜日からずっと降り続き明日も雨予報。もう雨に当てるわけにはいきません。
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