オダマキの種まき~採種から開花まで~
2011年06月01日
オダマキ・ピンクランタンに種ができました。6月頃までに種まきすると来春には花が咲きますので種が弾ける前に採種します。


【5月8日】

一番最初に咲いた花が散ってすでに子房が上を向いた状態になっています。サヤを解剖してみましたが種はまだ青々としていて、マメ科の植物と間違えそうです。
【5月16日】

サヤを1個外したので均衡が崩れ?ねじれてしまいました。種の緑色が濃くなりましたがまだまだです。
【5月30日】

間が少し空きましたが台風が接近するというので室内に取り込んでいたら、翌朝サヤの先端がパカッと開いていました。

長さ2mm幅1mm程度の黒くてとても小さい種が収穫できました。
【6月1日】

2番花も今日先端が割れてきました。採種の目安は『開花から約30日』です。
▶もくじ

風で振り回されて種が落ちてしまわないうちに1番花の残りの2サヤの種も採ってみました。
種は『採りまき』(保存せずにすぐにまく)します。種まき用土は赤玉土(小粒)5:腐葉土5の配合です。“光好性” の種ですので予め濡らした用土にバラまきして、土は被せず霧吹きで湿らせます。
【6月23日】と【6月24日】

種まきから22日後に発芽。
【6月27日】と【7月3日】

本葉が出てきました。
【7月14日】

本葉が2枚になりましたので6株を3号ポリポットに仮植えしておきました。
▶もくじ

オダマキは耐暑性がやや弱いので、午後からは日陰になる場所に置いておきます。南国愛媛の暑い夏も順調に越せたようです。

根の張り具合もまずまずのようです。3株ずつまとめて6号深鉢に植えつけてみました。
用土はいつもの赤玉土(小粒)7:腐葉土3の配合、元肥に化成肥料を適量混ぜ込んで。『冬までにある程度株を大きく育てておくと来年春には花が見れる』ようになります。
▶もくじ

まだ緑色した葉も残っていますがかなり葉枯れが目立ってきました。地面のは親株や自然に発芽した苗です。

株元から新芽が出てきています。親株のとはまた違って緑色をしています。
【2月の様子】


枯れた葉柄を引き抜きました。新芽のその後の成長はあまり見られません。
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舞茸状の小さかった葉が春の訪れと共に動き始めました。株の中心部からはチョコレート色の太い花茎が伸び始め、先端には蕾ができていました。
【4月6日】

蕾の先端が開き始めました。真横を向いていますので中がモロ見えです。
順に【4月8日】【4月10日】【4月12日】

大きくなりながら下を向いてきました。色も付いて“らしく”なってきました。
【4月15日】



完全に開花しました。3株の寄せ植えですので咲き始めるとかなり見栄えがします。くるりんとカールしている部分は“萼(がく)”で黄色い部分が花弁です。ツノのように伸びている部分は“距(きょ)”と呼ばれる器官で、西洋オダマキの特徴です。
教科書通り、前年の6月までに種まきすると翌春に開花しました。
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採 種
【4月29日】



【5月8日】


一番最初に咲いた花が散ってすでに子房が上を向いた状態になっています。サヤを解剖してみましたが種はまだ青々としていて、マメ科の植物と間違えそうです。
【5月16日】


サヤを1個外したので均衡が崩れ?ねじれてしまいました。種の緑色が濃くなりましたがまだまだです。
【5月30日】


間が少し空きましたが台風が接近するというので室内に取り込んでいたら、翌朝サヤの先端がパカッと開いていました。


長さ2mm幅1mm程度の黒くてとても小さい種が収穫できました。
【6月1日】


2番花も今日先端が割れてきました。採種の目安は『開花から約30日』です。
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種まき~発芽・育苗


風で振り回されて種が落ちてしまわないうちに1番花の残りの2サヤの種も採ってみました。
種は『採りまき』(保存せずにすぐにまく)します。種まき用土は赤玉土(小粒)5:腐葉土5の配合です。“光好性” の種ですので予め濡らした用土にバラまきして、土は被せず霧吹きで湿らせます。
【6月23日】と【6月24日】


種まきから22日後に発芽。
【6月27日】と【7月3日】


本葉が出てきました。
【7月14日】


本葉が2枚になりましたので6株を3号ポリポットに仮植えしておきました。
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植え付け
【10月9日】
オダマキは耐暑性がやや弱いので、午後からは日陰になる場所に置いておきます。南国愛媛の暑い夏も順調に越せたようです。


根の張り具合もまずまずのようです。3株ずつまとめて6号深鉢に植えつけてみました。
用土はいつもの赤玉土(小粒)7:腐葉土3の配合、元肥に化成肥料を適量混ぜ込んで。『冬までにある程度株を大きく育てておくと来年春には花が見れる』ようになります。
▶もくじ
途中経過
【1月の様子】
まだ緑色した葉も残っていますがかなり葉枯れが目立ってきました。地面のは親株や自然に発芽した苗です。

株元から新芽が出てきています。親株のとはまた違って緑色をしています。
【2月の様子】


枯れた葉柄を引き抜きました。新芽のその後の成長はあまり見られません。
▶もくじ
開 花
【3月30日】

舞茸状の小さかった葉が春の訪れと共に動き始めました。株の中心部からはチョコレート色の太い花茎が伸び始め、先端には蕾ができていました。
【4月6日】



蕾の先端が開き始めました。真横を向いていますので中がモロ見えです。
順に【4月8日】【4月10日】【4月12日】



大きくなりながら下を向いてきました。色も付いて“らしく”なってきました。
【4月15日】



完全に開花しました。3株の寄せ植えですので咲き始めるとかなり見栄えがします。くるりんとカールしている部分は“萼(がく)”で黄色い部分が花弁です。ツノのように伸びている部分は“距(きょ)”と呼ばれる器官で、西洋オダマキの特徴です。
教科書通り、前年の6月までに種まきすると翌春に開花しました。
▶もくじ