クンシランの植え替え・株分け(2011)
2011年05月25日
毎年咲く2株植えのクンシランがなぜか今年は咲きませんでした。原因が今ひとつ分かりませんが植え替えて根の状態を見ることにしました。

左側は右側の親株から株分けして5年目になりますがこちらはちゃんと花が咲きました。問題は親株の方です。花を観賞する時以外は同じ軒下で同じ管理をしています。花後から葉が6枚以上出ていればまた花が咲くはずで葉の数は十分足りています。さっそく鉢から抜いてみることに。
【植え替え】

パッと見にはそれほど問題があるようには見えません。“皮” だけになってしまっている根は取り除きました。

結構たくさんの皮が出てきましたがほとんどが中心部から出たものです。驚いたことに中心部は土も少なく小さな空洞ができています。昨年子株を取るために植え替えましたがその時に土が十分詰まっていなかった可能性が。土の量が少ないと根が地上部に出てくるそうで確かに根が隆起しています。

この根のトラブルが原因なのかどうか、箸で突きながら今回は念入りに土を詰め込みました。用土は赤玉土(中粒)7:腐葉土3の配合です。赤玉土は小粒ではなく中粒を使用しました。根が太いので市販の一般の草花用の土では保水性が高過ぎ、根腐れを起こしそうです。
その場合は赤玉土を大量に入れて排水性を良くすれば良いかも知れませんが、クンシラン用の専用土も売られているそうで、それだと手間が掛からなくて済みそうですね。
【株分け】

植え替える前に株分けもしておきました。子株の葉が8枚以上あれば可能です。株元から離れて出ている子株は根を整理できるので切り離しは簡単です。株元に近いと根が絡み合っていますので切り離すと根も何本か切れてしまいます。中央の白っぽい部分は子株を手でもぎ取った跡です。

でも少々根を失っても葉の下にある基部がついているとそこからまた根が出ます。今回は3株の子株を確保しましたが、小さいものも含めるとまだ7株も残っています。子株を付け過ぎているから安心して花を咲かせない・・・なんてこともあるんでしょうか。
【完成】

とりあえず植え替え・株分けは無事終了いたしました。来年は花が咲いてくれるんでしょうかね。子株の方は葉が15~20枚出ると花芽ができるそうですが、まだちょっと先になりそうです。

左側は右側の親株から株分けして5年目になりますがこちらはちゃんと花が咲きました。問題は親株の方です。花を観賞する時以外は同じ軒下で同じ管理をしています。花後から葉が6枚以上出ていればまた花が咲くはずで葉の数は十分足りています。さっそく鉢から抜いてみることに。
【植え替え】


パッと見にはそれほど問題があるようには見えません。“皮” だけになってしまっている根は取り除きました。


結構たくさんの皮が出てきましたがほとんどが中心部から出たものです。驚いたことに中心部は土も少なく小さな空洞ができています。昨年子株を取るために植え替えましたがその時に土が十分詰まっていなかった可能性が。土の量が少ないと根が地上部に出てくるそうで確かに根が隆起しています。


この根のトラブルが原因なのかどうか、箸で突きながら今回は念入りに土を詰め込みました。用土は赤玉土(中粒)7:腐葉土3の配合です。赤玉土は小粒ではなく中粒を使用しました。根が太いので市販の一般の草花用の土では保水性が高過ぎ、根腐れを起こしそうです。
その場合は赤玉土を大量に入れて排水性を良くすれば良いかも知れませんが、クンシラン用の専用土も売られているそうで、それだと手間が掛からなくて済みそうですね。
【株分け】


植え替える前に株分けもしておきました。子株の葉が8枚以上あれば可能です。株元から離れて出ている子株は根を整理できるので切り離しは簡単です。株元に近いと根が絡み合っていますので切り離すと根も何本か切れてしまいます。中央の白っぽい部分は子株を手でもぎ取った跡です。


でも少々根を失っても葉の下にある基部がついているとそこからまた根が出ます。今回は3株の子株を確保しましたが、小さいものも含めるとまだ7株も残っています。子株を付け過ぎているから安心して花を咲かせない・・・なんてこともあるんでしょうか。
【完成】


とりあえず植え替え・株分けは無事終了いたしました。来年は花が咲いてくれるんでしょうかね。子株の方は葉が15~20枚出ると花芽ができるそうですが、まだちょっと先になりそうです。
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