万年青(オモト)の花
2011年05月24日
今年の1月に葉がクルリンと巻いている、秋葉系ならぬ “獅子葉系” オモトをご紹介しましたが、今回は葉ではなくとても地味~な花をご紹介いたします。

葉の中心部に黄緑色に見えるのが春から伸び始めた新葉です。子株は各々2株ずつ、葉を巻きながら順調に成長しているようです。左側の鉢は実をそのままにしていたからか花はありませんが、右側の鉢に花が咲きました。

観葉としての古典植物で花はほとんど注目されませんが、こんな花です。つくしの穂のようにいくつも密集して咲いています。

このしわしわの部分が花弁なんでしょうか、淡い黄色をしています。従来の分類体系ではユリ科に分類されていますので、花被片は6枚なんでしょうかね、目を凝らすと6つの塊に見えなくもないような。
ずっと屋内で育てているせいか受粉率が悪いようです。オモトの花は『カタツムリ媒花』と呼ばれるように、カタツムリやナメクジなどの陸貝類によって花粉の送粉・受粉が行われるそうです。この場所は屋内、コックローチは出てもナメクジは居ません、ましてやカタツムリなど…。
仕方ありませんので今回は筆で花粉をナメるようになぞっておきました。赤い実がたわわに実ると葉っぱほどではなくても、多少は人目を惹くことができるんですがネ。

葉の中心部に黄緑色に見えるのが春から伸び始めた新葉です。子株は各々2株ずつ、葉を巻きながら順調に成長しているようです。左側の鉢は実をそのままにしていたからか花はありませんが、右側の鉢に花が咲きました。


観葉としての古典植物で花はほとんど注目されませんが、こんな花です。つくしの穂のようにいくつも密集して咲いています。


このしわしわの部分が花弁なんでしょうか、淡い黄色をしています。従来の分類体系ではユリ科に分類されていますので、花被片は6枚なんでしょうかね、目を凝らすと6つの塊に見えなくもないような。
ずっと屋内で育てているせいか受粉率が悪いようです。オモトの花は『カタツムリ媒花』と呼ばれるように、カタツムリやナメクジなどの陸貝類によって花粉の送粉・受粉が行われるそうです。この場所は屋内、コックローチは出てもナメクジは居ません、ましてやカタツムリなど…。
仕方ありませんので今回は筆で花粉をナメるようになぞっておきました。赤い実がたわわに実ると葉っぱほどではなくても、多少は人目を惹くことができるんですがネ。
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