インドゴムノキ 今年も葉が赤いんです
2011年05月20日
4年目になる斑入りインドゴムノキ「フィカス・ティネケ」(?)。去年突然赤い葉が出てきて驚かされましたが今年もまた赤いんです。

クワ科フィカス属(イチジク属)の常緑高木で大きいものは30~50mにもなるそです。イチジクやガジュマルなどと同じ仲間ですので、茎に傷を付けると白い樹液が出てきます。その樹液からゴムを採取されていたようですが、現在はトウダイグサ科のパラゴムノキに取って代わられています。
置き場所はずっと同じで、午前中2~3時間すりガラス越しに日が差します。日光不足になると徒長したり葉が内側に巻いてしまうことがあります。冬に屋外に出しっぱなしにすると低温で葉が黒ずんだこともあります。
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インドゴムノキの特徴として「新葉は赤く、成長後も暫くは葉脈に赤味が残る」ことはあるらしく、確かに中央脈が赤いものも。去年赤く出た葉は茶色く変化してきました。葉もシワシワになったのでたまたま奇形の葉が出てきたのかと思いましたが、

今年の葉もまた赤いんです。光に透かして葉の裏側からも撮ってみました。

いま出掛かっかている丸まった葉の“斑”もすでに赤味が帯びています。4年前に折ってしまった葉の付け根から、今頃になって突然側枝が出てきました。赤い斑入り部分がやたら多くまだチビですが非常に目立ちます。
葉が赤く見えるのはアントシアニンという赤い色素のためで、インドゴムノキに限らず多くの植物にみられる紫外線から身を守るためと思われます。若い葉は葉緑体を作っている段階ですので、強い紫外線を浴びることで生じる活性酸素による害をまだ防ぐことができません。葉が成長して紫外線の害を受けなくなるとアントシアニンは消え、葉は葉緑体の緑色に見えるようになるのでは…。
赤い謎を調べていく内に フィカス・ベリーズという品種を見つけました。(通称アカゴム、赤ゴム。全部が赤い葉ではなく古くなった下葉は赤味が抜けていくそう)なんか似ているような、似ていないような…。
置き場所を変えないのに急に3年目から赤い葉が出るようになりましたが、成長したら「とり木」して育ててみます。白黒 白赤はっきりさせたいですから。
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クワ科フィカス属

クワ科フィカス属(イチジク属)の常緑高木で大きいものは30~50mにもなるそです。イチジクやガジュマルなどと同じ仲間ですので、茎に傷を付けると白い樹液が出てきます。その樹液からゴムを採取されていたようですが、現在はトウダイグサ科のパラゴムノキに取って代わられています。
置き場所はずっと同じで、午前中2~3時間すりガラス越しに日が差します。日光不足になると徒長したり葉が内側に巻いてしまうことがあります。冬に屋外に出しっぱなしにすると低温で葉が黒ずんだこともあります。
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葉が赤いのはアントシアニンによる紫外線防御?


インドゴムノキの特徴として「新葉は赤く、成長後も暫くは葉脈に赤味が残る」ことはあるらしく、確かに中央脈が赤いものも。去年赤く出た葉は茶色く変化してきました。葉もシワシワになったのでたまたま奇形の葉が出てきたのかと思いましたが、


今年の葉もまた赤いんです。光に透かして葉の裏側からも撮ってみました。


いま出掛かっかている丸まった葉の“斑”もすでに赤味が帯びています。4年前に折ってしまった葉の付け根から、今頃になって突然側枝が出てきました。赤い斑入り部分がやたら多くまだチビですが非常に目立ちます。
葉が赤く見えるのはアントシアニンという赤い色素のためで、インドゴムノキに限らず多くの植物にみられる紫外線から身を守るためと思われます。若い葉は葉緑体を作っている段階ですので、強い紫外線を浴びることで生じる活性酸素による害をまだ防ぐことができません。葉が成長して紫外線の害を受けなくなるとアントシアニンは消え、葉は葉緑体の緑色に見えるようになるのでは…。
赤い謎を調べていく内に フィカス・ベリーズという品種を見つけました。(通称アカゴム、赤ゴム。全部が赤い葉ではなく古くなった下葉は赤味が抜けていくそう)なんか似ているような、似ていないような…。
置き場所を変えないのに急に3年目から赤い葉が出るようになりましたが、成長したら「とり木」して育ててみます。
鉢植えのインドゴムノキの下葉が落ちたり枯れたりしてきましたので、取り木をして更新することにしました。環状剥皮(かんじょうはくひ) パッと見はそうでもありませんが、裏側を見ると無残な姿に。支柱も短いままでしたので...
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