ジュウニノマキの植え替え・株分け
2020年04月16日
ゼブラの縞模様が特徴のジュウニノマキ(十二の巻)、年代別の植え替えや株分けの様子をまとめています。

ジュウニノマキはススキノキ科ツルボラン亜科ハオルシア属の多肉植物、アロエに似ていますがアロエはツルボラン亜科アロエ属で、これとは別物です。原産地は南アフリカですが、強い直射日光はちょっと苦手です。
花の構造による旧分類体系ではユリ科、最新のDNA解析によるAPG体系Ⅲと呼ばれる植物分類体系ではススキノキ科に分類されています。
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【5月16日】底に穴の無い狭い急須で何年も育てています。根腐れ防止にゼオライトを入れてはいましたが、株は弱り気味です。

抜いてみたら根がほとんどありません。これまでにも数回ぐらつくことがありましたが、背丈が伸びた今回はもう限界だったようです。子株にはかろうじて1本根が付いた状態で、切り離すことができましたが栄養失調気味です。
用土は赤玉土(小粒)6:腐葉土2:パーライト1:ゼオライト(根腐れ防止剤)1の配合です。

平均は15cmほどと小振りで、この親株は12cmです。今回の土には有機物(腐葉土)が入っていますのでもう少し成長しそうです。子株は5cmです。
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【11月19日】年が飛びます。急に弱ってきましたので、今回は緊急植え替えです。根詰まりかと思ったら根腐れの方でした。中央が親株で、4本の子株すべてに孫株ができています。

培養土は赤玉土(小粒)7:腐葉土3の配合です。
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【4月7日】2鉢を知人に差し上げて現在は4鉢です。子株が大きくなり、バランスが悪くなってきました。

用土は水はけの良い土なら何でも良く、前回は根腐れを起こしてしまいましたので、赤玉土の割合を増やして、赤玉土(小粒)8:腐葉土2の配合にしました。

花を咲かせるようになった大きい株は、5月末から6月にかけて花茎を伸ばせてきますので、それまでに植え替えを済ませておくと安心です。
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【4月16日】子株が成長して、鉢の中が窮屈になってきたのもありますが、先日ハナキリンの植え替えに使った多肉植物用の土が余っていますので、株分けを兼ねて植え替えをしておきました

土は総入れ替えしますので、根を洗って古い土は全部取り除きました。子株は簡単に手で折って親株から外すことができます。多肉ですが、切り離し傷を乾燥させずにすぐに植え付け可能です。

市販の「さぼてん多肉植物の土」は軽石、バーミキュライト、パーライトなどで構成され、排水性に非常に優れています。多孔質の石で、根腐れ防止に効果のあるゼオライトも入っています。

ジュウニノマキは他のハオルチアと違って、植え替え直後に水やりをしても大丈夫です。新規の子株以外は、鉢増しはせずに現状維持とし、1鉢増えて8鉢になりました。久しぶりに多肉植物用の土を使いました。生育の違いがわかるとイイですけどネ。

【5月26日】今出かかっているものも含め、現在のところ4株が花茎を伸ばせています。
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南アフリカの自生地では岩場の陰などに群生しているそうで、そのような過酷な環境下で生き延びるために、葉はロゼット状に伸ばすことを選択したのかも知れません。
茎や枝を作るエネルギーを省略し、少しづつ成長してじっくり栄養を蓄えたのち子株を作り、花を咲かせるときは花茎を50cmほど伸ばしてできるだけ遠くへ種を飛ばそうとしているように見えます。
見た目のおもしろさだけでなく、その生き残り戦略にも興味を抱かせてくれる観葉植物です。
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ツルボラン亜科ハオルシア属

ジュウニノマキはススキノキ科ツルボラン亜科ハオルシア属の多肉植物、アロエに似ていますがアロエはツルボラン亜科アロエ属で、これとは別物です。原産地は南アフリカですが、強い直射日光はちょっと苦手です。
花の構造による旧分類体系ではユリ科、最新のDNA解析によるAPG体系Ⅲと呼ばれる植物分類体系ではススキノキ科に分類されています。
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植え替えの適期は3月中旬~6月中旬
株元に子株を作りますので、これを切り離して簡単に増やすことができますので、植え替えと同時に行います。成長はスローですので、植え替えは2~3年に1回、適期は3月中旬~6月中旬です。2011年


【5月16日】底に穴の無い狭い急須で何年も育てています。根腐れ防止にゼオライトを入れてはいましたが、株は弱り気味です。


抜いてみたら根がほとんどありません。これまでにも数回ぐらつくことがありましたが、背丈が伸びた今回はもう限界だったようです。子株にはかろうじて1本根が付いた状態で、切り離すことができましたが栄養失調気味です。
用土は赤玉土(小粒)6:腐葉土2:パーライト1:ゼオライト(根腐れ防止剤)1の配合です。


平均は15cmほどと小振りで、この親株は12cmです。今回の土には有機物(腐葉土)が入っていますのでもう少し成長しそうです。子株は5cmです。
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2016年


【11月19日】年が飛びます。急に弱ってきましたので、今回は緊急植え替えです。根詰まりかと思ったら根腐れの方でした。中央が親株で、4本の子株すべてに孫株ができています。

培養土は赤玉土(小粒)7:腐葉土3の配合です。
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2019年

【4月7日】2鉢を知人に差し上げて現在は4鉢です。子株が大きくなり、バランスが悪くなってきました。

用土は水はけの良い土なら何でも良く、前回は根腐れを起こしてしまいましたので、赤玉土の割合を増やして、赤玉土(小粒)8:腐葉土2の配合にしました。

花を咲かせるようになった大きい株は、5月末から6月にかけて花茎を伸ばせてきますので、それまでに植え替えを済ませておくと安心です。
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2020年

【4月16日】子株が成長して、鉢の中が窮屈になってきたのもありますが、先日ハナキリンの植え替えに使った多肉植物用の土が余っていますので、株分けを兼ねて植え替えをしておきました


土は総入れ替えしますので、根を洗って古い土は全部取り除きました。子株は簡単に手で折って親株から外すことができます。多肉ですが、切り離し傷を乾燥させずにすぐに植え付け可能です。


市販の「さぼてん多肉植物の土」は軽石、バーミキュライト、パーライトなどで構成され、排水性に非常に優れています。多孔質の石で、根腐れ防止に効果のあるゼオライトも入っています。

ジュウニノマキは他のハオルチアと違って、植え替え直後に水やりをしても大丈夫です。新規の子株以外は、鉢増しはせずに現状維持とし、1鉢増えて8鉢になりました。久しぶりに多肉植物用の土を使いました。生育の違いがわかるとイイですけどネ。


【5月26日】今出かかっているものも含め、現在のところ4株が花茎を伸ばせています。
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ロゼット状の葉は生き残り戦略

南アフリカの自生地では岩場の陰などに群生しているそうで、そのような過酷な環境下で生き延びるために、葉はロゼット状に伸ばすことを選択したのかも知れません。
茎や枝を作るエネルギーを省略し、少しづつ成長してじっくり栄養を蓄えたのち子株を作り、花を咲かせるときは花茎を50cmほど伸ばしてできるだけ遠くへ種を飛ばそうとしているように見えます。
観葉植物ジュウニノマキ(十二の巻)に、初めて花が咲きました。花の構造による旧分類体系ではユリ科とされ、最新のDNA解析によるAPG体系Ⅲと呼ばれる植物分類体系ではススキノキ科に分類されています。2013年版...
見た目のおもしろさだけでなく、その生き残り戦略にも興味を抱かせてくれる観葉植物です。
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