フウラン(風蘭)の植え替え
2011年04月27日
今週は植え替えを中心に更新しております。今日はフウラン(風蘭)です。
フウランの植え替えは初めてですので、本格的な『空洞植え』ではなく簡単な方法を試してみました。今回は水苔単用ですのでまずは乾燥水苔を戻す準備から始めました。
【準備】

ブロック状の水苔をほぐし、必要な分だけをスーパーのレジ袋に入れ、霧吹きで水を掛け中の水苔を手で返しながら満遍なく水分が行き渡るようにします。水苔の芯までしっとりくるよう袋の口を縛って一晩寝かせておきました。使う時に固く絞って数滴落ちる程度の水分量が良いそうですが、加減が少々難しいです。
いつもは水を入れたバケツに放り込んで1時間ほど経って絞って使う場合が多いのですが、それだとせっかく水苔に含まれている肥料成分が流れ出てしまうそうです。ハンギングや苔玉などで使う分には良いですが、ラン類などに単独で使用する場合にはちょっと面倒ですが、養分を逃さないこの方法が適しています。
【植え替え】


一昨年の秋に購入して以来一度も植え替えしていません。根は空中に飛び出してきましたが、昨年は花茎を伸ばすことはありませんでした。抜いてみるとどうやら小さいプラ鉢の中で生きていた根は2本だけで他は腐っていました。植え替えの適期は4~5月、古い水苔は通気性が悪くなるので1年に1回は植え替える。

戻した水苔を選別しておきました。手前の水苔は芯にする分と鉢底用、奥側は根を巻くための長い(約20cm)水苔です。鉢(今回は4号の素焼き鉢を使用しました)の内径より少し小さめに玉を作っておきます。

その上に根を抱かせ、長い水苔を使って根の先端に触れないよう巻いていきます。飛び出していた根も折れずに巻き込むことができました。水苔を敷いた鉢にそのまま押し込み、鉢の縁の水苔を鉢に押し付け水溜りを作ると完成です。

初めてにしてはなかなかの出来栄えではないでしょうか(自画持参自賛)<葉の形がよろしくないのは今更どうしようもありませんが>
中心に苔玉があっては過湿になるのではないかと思いましたが、素焼き鉢を使えばそれ自体に通気性・排水性があるのでこの方法でも良いみたいです。いつかは蘭鉢を使って水苔がそそり立つ『空洞植え』とやらにも挑戦してみたいですネ。
フウランの植え替えは初めてですので、本格的な『空洞植え』ではなく簡単な方法を試してみました。今回は水苔単用ですのでまずは乾燥水苔を戻す準備から始めました。
【準備】


ブロック状の水苔をほぐし、必要な分だけをスーパーのレジ袋に入れ、霧吹きで水を掛け中の水苔を手で返しながら満遍なく水分が行き渡るようにします。水苔の芯までしっとりくるよう袋の口を縛って一晩寝かせておきました。使う時に固く絞って数滴落ちる程度の水分量が良いそうですが、加減が少々難しいです。
いつもは水を入れたバケツに放り込んで1時間ほど経って絞って使う場合が多いのですが、それだとせっかく水苔に含まれている肥料成分が流れ出てしまうそうです。ハンギングや苔玉などで使う分には良いですが、ラン類などに単独で使用する場合にはちょっと面倒ですが、養分を逃さないこの方法が適しています。
【植え替え】




一昨年の秋に購入して以来一度も植え替えしていません。根は空中に飛び出してきましたが、昨年は花茎を伸ばすことはありませんでした。抜いてみるとどうやら小さいプラ鉢の中で生きていた根は2本だけで他は腐っていました。植え替えの適期は4~5月、古い水苔は通気性が悪くなるので1年に1回は植え替える。


戻した水苔を選別しておきました。手前の水苔は芯にする分と鉢底用、奥側は根を巻くための長い(約20cm)水苔です。鉢(今回は4号の素焼き鉢を使用しました)の内径より少し小さめに玉を作っておきます。


その上に根を抱かせ、長い水苔を使って根の先端に触れないよう巻いていきます。飛び出していた根も折れずに巻き込むことができました。水苔を敷いた鉢にそのまま押し込み、鉢の縁の水苔を鉢に押し付け水溜りを作ると完成です。

初めてにしてはなかなかの出来栄えではないでしょうか(自画
中心に苔玉があっては過湿になるのではないかと思いましたが、素焼き鉢を使えばそれ自体に通気性・排水性があるのでこの方法でも良いみたいです。いつかは蘭鉢を使って水苔がそそり立つ『空洞植え』とやらにも挑戦してみたいですネ。
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