ハナキリンの植え替えと切り戻し
2011年04月24日
春になって暖かくなると色んな植物が芽吹き、花もたくさん咲いてきます。と同時にこれから咲こうとする鉢植え植物にとっては植え替えの時期でもあります。
【なぜ植え替えが必要
】
根の成長が早い植物では1年、通常は2年に1回は植え替えが必要とされています。古い土の団粒構造が壊れ、水はけや通気性が悪くなって根の生育が悪くなってきます。そこで鉢土を新しく更新してやる必要があります。
また鉢の中で根が一杯になり詰まってくると空気の層がなくなり根が窒息します。水切れを起こしやすくなり根腐れや生育が鈍ったり枯れてしまうこともあります。それを防ぐためにも鉢を替えての植え替えが必要になってきます。
-『別冊NHK趣味の園芸 よくわかる土・肥料・鉢』より一部要約-
こちらの記事もどうぞ→「植え替えが必要なワケと植え替えの方法」
昨年はほとんど手を抜いて植え替えもせず成長の悪いものもたくさん出てきました。そこで今週は備忘録と自己啓発を兼ねていくつかご紹介していきたいと思います。我が家では今、これといった花に乏しく本来好きな園芸作業が中心になっていきそうです。“花”の無い、とっても地味~な記事になりますがしばしの間お付き合いのほどを。
今日の植え替えはハナキリンです。

葉が全て枯れ落ちても生きていてくれたハナキリン、頂芽には花も咲き始めました。しかし昨年同時期の写真を見ると明らかに違っています、そう・・・葉が無いのです。茎も細くやつれたような感じだし回復したようなので予定通り植え替えることにしました。ハナキリンの植え替え適期は4~5月、2年に一度は植え替えると良いそうです。

さっそく鉢から抜いてみました。さぞ根が回っていることだろうと想像していましたが、途中でちぎれはしたものの意外と根が少ないのに驚きました。寒さのせいで葉が落ちたと思っていましたが、この分だと根腐れしていたのかも知れません。
多肉植物扱いのハナキリン、水やりは表面の土が乾いて3~4日してから与えるのが良く、他の植物とはサイクルが違うので少々やりづらい面はありますが花は年中咲いてくれます。
今回は根洗い気味に水の中で古い土を落として水はけの良い土に植え替えました。用土はふるいに掛けた赤玉土(小粒)5:腐葉土3:パーライト2の配合です。多肉植物用の市販の土があれば良かったのですが手元の在庫を切らしていました。根がびっしりの予定でしたので深めの鉢を用意していましたが、急きょ鉢底石を敷き詰めて根に見合う大きさになるよう底上げを図っておきました。
今回はいつにも増してメネデール入りの水を念入りに与え、思いっきりバッサリと・・・エイ

“こんなん出ましたけど~”
約40cmあったのが14cmになりました。根に負担を掛けないよう小さくまとめました。念のため切った枝は挿し木にしておきます。それはまた後日ご紹介させていただきますネ。
【なぜ植え替えが必要

根の成長が早い植物では1年、通常は2年に1回は植え替えが必要とされています。古い土の団粒構造が壊れ、水はけや通気性が悪くなって根の生育が悪くなってきます。そこで鉢土を新しく更新してやる必要があります。
また鉢の中で根が一杯になり詰まってくると空気の層がなくなり根が窒息します。水切れを起こしやすくなり根腐れや生育が鈍ったり枯れてしまうこともあります。それを防ぐためにも鉢を替えての植え替えが必要になってきます。
-『別冊NHK趣味の園芸 よくわかる土・肥料・鉢』より一部要約-
こちらの記事もどうぞ→「植え替えが必要なワケと植え替えの方法」
昨年はほとんど手を抜いて植え替えもせず成長の悪いものもたくさん出てきました。そこで今週は備忘録と自己啓発を兼ねていくつかご紹介していきたいと思います。我が家では今、これといった花に乏しく本来好きな園芸作業が中心になっていきそうです。“花”の無い、とっても地味~な記事になりますがしばしの間お付き合いのほどを。
今日の植え替えはハナキリンです。


葉が全て枯れ落ちても生きていてくれたハナキリン、頂芽には花も咲き始めました。しかし昨年同時期の写真を見ると明らかに違っています、そう・・・葉が無いのです。茎も細くやつれたような感じだし回復したようなので予定通り植え替えることにしました。ハナキリンの植え替え適期は4~5月、2年に一度は植え替えると良いそうです。


さっそく鉢から抜いてみました。さぞ根が回っていることだろうと想像していましたが、途中でちぎれはしたものの意外と根が少ないのに驚きました。寒さのせいで葉が落ちたと思っていましたが、この分だと根腐れしていたのかも知れません。
多肉植物扱いのハナキリン、水やりは表面の土が乾いて3~4日してから与えるのが良く、他の植物とはサイクルが違うので少々やりづらい面はありますが花は年中咲いてくれます。
今回は根洗い気味に水の中で古い土を落として水はけの良い土に植え替えました。用土はふるいに掛けた赤玉土(小粒)5:腐葉土3:パーライト2の配合です。多肉植物用の市販の土があれば良かったのですが手元の在庫を切らしていました。根がびっしりの予定でしたので深めの鉢を用意していましたが、急きょ鉢底石を敷き詰めて根に見合う大きさになるよう底上げを図っておきました。
今回はいつにも増してメネデール入りの水を念入りに与え、思いっきりバッサリと・・・エイ

“こんなん出ましたけど~”
約40cmあったのが14cmになりました。根に負担を掛けないよう小さくまとめました。念のため切った枝は挿し木にしておきます。それはまた後日ご紹介させていただきますネ。
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