ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    ハナモモの苗木と挿し木

    2011年04月11日
     私の住む地区では花桃の苗木が毎年希望者に無料配布されます。毎年お願いするのを忘れてあ〜あ〜と数年経ちましたが、今朝苗木を抱えた地区公民館の主事さんにバッタリ出会って、予定外なのに苗木を2本も分けて頂きました。

    鉢に植え付け

    ハナモモ2 ハナモモ3
     地堀苗の根はむき出しのままで、しかも日に当たっていたそう。2本の内1本は葉も枯れ気味で弱っていましたので、メネデール入りの水をバケツに張って数時間漬けておきました。

    ハナモモ1
     植え付け場所も決めていませんしこのまま植えるにはどうかと思い、ばらくは鉢植えにして様子を見ることにしました。長い方は1.5mありましたが上部4割ほどをカットし95cmに、弱っていた短い方も3割ほどカットして現在60cmになりました。用土は赤玉土(中+小粒)7:腐葉土3の配合です。芽が動き出すかどうか確認してから日に当てるようにします。

    挿し木

     ハナモモを増やす方法は実生(みしょう:種を蒔き苗を育てる)か、接木(つぎき:根がついている台木とする親木に接ぐ方法)が一般的だそうです。頂いた苗も接木テープがチラッと見えるように接木です。挿し木も可能だそうですが根が弱いのでその後の成長が遅いそうです。切った枝を捨てきれず、ダメモトで挿し木にも挑戦してみました。

    挿し穂づくり

    ハナモモ4
     元気の良かった長い方の枝から挿し穂が6本とれました。斜めにカットした枝の反対側も軽く表皮を削ってくさび形のようにしています。

    水あげ

    ハナモモ5
     活力剤メネデール100倍希釈液に1時間ほど水あげしておきました。

    発根促進剤

    ハナモモ6
     発根促進剤ルートンを塗っておきました。

    挿し床

    ハナモモ7
     鹿沼土+バーミキュライト混合の挿し床に挿しました。あらかじめ土に穴を開けておいて挿した後、挿し穂が動かぬよう指で周りの土を軽く押さえて完成。さすがに普段はイイ加減な私でも挿し穂の先端を綺麗にカットする時と、形成層を傷つけないよう土に挿す時はヤヤ慎重になります。

     挿し木が成功するかどうかも分からぬうちに、『発根しても根が弱いのかぁ・・・』などと、捕らぬ狸のなんとやら・・・ですかネ。
    (結局失敗しました・・・)


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