ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    ヤツデの復活

    2010年10月11日
     それにしても今年の夏ほど植物にとっても過酷な夏はありませんでしたね。それに輪をかけたように私自身の手抜きも手伝って、我が家の植物たちも瀕死の状態のもの、枯れ果てたものなど多数の被害を受けてしまいました。

     今日ご紹介するヤツデも枯れかけてもう駄目かなと思っていましたが、なんとか新葉が出てきて復活してくれました。

     ヤツデはウコギ科の日本原産の常緑低木で、別名「テングノハウチワ」とも呼ばれています。

    9月29日 
    ヤツデ1 
     ミニ盆栽としてご紹介したことはありますが、単品で登場するのは今回が初めてです。庭に自生していたのを小さい鉢に入れて、盆栽風に仕立てて楽しんでいます。頂芽までの高さは約11cmです。こんなチビですが、もう3年経過しています。

     異常な暑さのせいでしょうか、これまでこんなに枯れ込んだことはありません。葉が1枚、また1枚と枯れ落ちて、最後の1枚も枯れてしまいました・・・。

    ヤツデ2 ヤツデ3
     でも新葉が吹き出しているのを発見したときは嬉しかったですね。ヤツデの若い茎はどこを切っても新しく芽が出てくるらしいのですが、切る機会もなかったので今回は偶然にもそれが実証された形になりました。今回のケースでは一度にたくさんの新葉が出てくるんですねー、不思議発見です。

    10月11日
    ヤツデ4
     12日が経過したところです。最後の葉も落ちて完全に新旧が入れ替わりました。葉は全部で6枚あります。怪我の功名?こじんまりとして見栄えが良くなりました。

     葉が明るい方にすべて傾いてきていますので、180回転させて暫くするとバランス良くなります。ここまで来たらもう一安心ですね。ブログ復活に相応しい題材になりました。
     
    ヤツデ5 ヤツデ6
     ヤツデの由来は葉が7~9枚に切れ込むところから「八つ手」。「八」は数を表すのではなく多いという意味のようです。「八」は縁起の良い数字で、大きい手のような葉で人を招くという「千客万来」の縁起も担いで、玄関先や門の脇に植えられることもある植物です。大きい葉っぱが魔物を追い払うとも言われていますが、

     我が家のはおチビちゃんですから魔物は我が物顔で出入りできているようです。
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