ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    ギボウシが咲きました

    2010年07月14日
     去年は植え替え時期が遅れてしまったのが原因?なのか咲かなかったギボウシ、今年は順調に花茎を伸ばし花を咲かせてくれました。

     ユリ科ギボウシ属の耐寒性宿根草で、原産地は東アジア(主に日本)です。園芸品種は数百種類を超えるそうですが、我が家のギボウシはスジギボウシと呼ばれる普及種のようです。ヨーロッパでも改良されイングリッシュガーデンにも利用されるので、最近では“ホスタ”と呼ばれることが多くなってきました。

     発芽から開花までの様子を駆け足で追ってみました。

    順に2月27日、3月12日、3月28日、4月13日
    ギボウシ1 ギボウシ2 ギボウシ3 ギボウシ4
     休眠から目覚め、葉を増やしながら約2ヶ月でギボウシらしくなってきました。

    6月24日
    ギボウシ5 ギボウシ6
     花茎が伸びてきました。待望の2年越しの花です。

    6月30日
    ギボウシ7 ギボウシ8
     蕾が見えてきて、わずかに薄紫に色づいています。

    順に7月4日、7月7日、7月10日
    ギボウシ9 ギボウシ14 ギボウシ10
     花茎をすこしずつ起こしながら開花寸前になりました。

    7月13日 
    ギボウシ11 ギボウシ12
     一番花は7月11日に咲き、今日咲いているのは3番花です。1日しか咲かず『デイリリー』と呼ばれる所以です。  

    ギボウシ15
     ガクと花びらが未分化なものを総じて『花被』と呼ぶそうです。6枚の花びらに見えますが同じユリ科のユリやチューリップ等と同じで、外側3枚が外花被片(ガク)、それより少し幅広い内側3枚が内花被片(花びら)です。

     ギボウシのように花被片が互いに合着しているものは、合弁花ではなく合生花被と呼ぶそうです(因みにユリは離弁花ではなく離生花被)。どう見たって私には全部が花びらにしか見えませんが。
    関連記事