ガザニアの筒状花
2010年04月19日
先日グリーンネックレスと一緒に購入していたガザニアです。以前大輪の花が咲く品種を育てていましたが枯れさせてしまったので、目にしたついでに後継者として新たに購入しました。
キク科ガザニア属の半耐寒性宿根草(または1年草)で原産地は南アフリカです。

オレンジ色に黄色が出ていて少し変わった模様でしたので購入しましたが、こうしてみるとやっぱり何か変ですね、ただのミス咲きだったようです。別名は勲章に似ているので「勲章菊(クンショウギク)」と言うそうです。花径は7cmとまずまずですが最下位の“勲八等”がいいところでしょうか。

キク科といえば外側が舌状花、内側が筒状花、一つ一つが全部独立した花です。

先端が尖って湾曲している黄色い部分が筒状花の花びらで、5弁が合着した合弁花です。花粉を付けている部分が雄しべ、その中から伸びて先端が二又になった部分が雌しべ。雄しべは5本ありますが連なって筒状になり1本の雌しべを包んでいます(集葯雄ずい)。
キク科は「雄性先熟」といって先に雄しべが成熟し、後に雌しべが成熟します。成熟時期をずらして自家受粉を避け他家受粉させるための工夫なんだそうです。細長く花粉ばかりのものもいずれ先端から雌しべが出てくるものと思われます。
(このオレンジ花は下の黄色い花よりも“しべ”がやたらと長いです)

今朝の様子です。 天気は曇りで夕方から雨の予報です。ガザニアの花は晴れた日中に開き、夕方や雨・曇りの日には閉じます。が、オレンジの花は閉じたままですが黄色い花は咲こうとしています。物事は一言では簡単には片付けられそうにありません。。。
繁殖には種まきか株分けするしかないと思っていましたが、挿し木(芽)もできるそうで、念のためにいずれ挑戦しようと思います。
キク科ガザニア属の半耐寒性宿根草(または1年草)で原産地は南アフリカです。

オレンジ色に黄色が出ていて少し変わった模様でしたので購入しましたが、こうしてみるとやっぱり何か変ですね、ただのミス咲きだったようです。別名は勲章に似ているので「勲章菊(クンショウギク)」と言うそうです。花径は7cmとまずまずですが最下位の“勲八等”がいいところでしょうか。


キク科といえば外側が舌状花、内側が筒状花、一つ一つが全部独立した花です。

先端が尖って湾曲している黄色い部分が筒状花の花びらで、5弁が合着した合弁花です。花粉を付けている部分が雄しべ、その中から伸びて先端が二又になった部分が雌しべ。雄しべは5本ありますが連なって筒状になり1本の雌しべを包んでいます(集葯雄ずい)。
キク科は「雄性先熟」といって先に雄しべが成熟し、後に雌しべが成熟します。成熟時期をずらして自家受粉を避け他家受粉させるための工夫なんだそうです。細長く花粉ばかりのものもいずれ先端から雌しべが出てくるものと思われます。
(このオレンジ花は下の黄色い花よりも“しべ”がやたらと長いです)

今朝の様子です。 天気は曇りで夕方から雨の予報です。ガザニアの花は晴れた日中に開き、夕方や雨・曇りの日には閉じます。が、オレンジの花は閉じたままですが黄色い花は咲こうとしています。物事は一言では簡単には片付けられそうにありません。。。
繁殖には種まきか株分けするしかないと思っていましたが、挿し木(芽)もできるそうで、念のためにいずれ挑戦しようと思います。