ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    冬の風物詩 輪切りのミカンとメジロ

    2009年12月10日
     毎年冬になるとメジロがやって来ます。ナンテンの枝に引っ掛かる輪切りのミカン、これが我が家の冬の風物詩です。

     スズメ目メジロ科メジロ属の鳥で目の周りの白い輪が特徴で名前の由来にもなっています。英名でも“White-eye”と呼ばれるそうです。秋から冬にかけて、睡眠時には群れをなして木に止まることから“目白押し”という言葉が生まれました。

    メジロ1
     大木になったウキツリボク(チロリアンランプ)の花の蜜を吸いに、随分前から庭にはやって来ていましたが、輪切りのミカンは今期初登場です。さっそく番(つがい)で来ました。胸のあたりまで黄色いのでこれはオスでしょうか。

    メジロ2
     こちらは黄色が喉のあたりまでしかないのでメスでしょうか。何となく目元が優しそうにも見えますし。鳥には珍しく雌雄の判別が非常に難しいのがこのメジロです。2羽同時に餌場には来ません、必ず1羽は離れた場所で監視しています。

    メジロ3
     30分ほどでご覧の通り。他の番が来るとジュルジュルと鳴き声を変え、縄張りを主張し追い掛け回して追い払います。生存競争を目の当たりにすることができます。

     鳥獣保護法により捕獲や飼育が規制されていますが、子供の頃はよく捕まえて鳥かごで飼っていました、無断で。メジロは愛がん目的で1世帯1羽のみ飼育が許されていますが、捕獲許可や飼養登録の申請が必要になります。
      ※捕獲違反の場合は1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金、
      ※飼育違反の場合は6ヶ月以下の懲役もしくは50万円以下の罰金。

     そんなことは知ってか知らずかチーチーと仲良く鳴き合っています。

                       
    【今日の花たちです】
    冬ハイビ 冬トマト
     12月のハイビスカス 冬のトマト

    冬マーガ
     師走のマーガレット

     これらはみんな冬の珍・風物詩に登録です。
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