ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    冬越しの準備(1)耐寒温度リスト

    2009年11月11日
     耐寒温度リストを更新しました。我が家で育てたことのある植物限定で、室内に取り込む必要のある鉢植えを中心に列挙しています。キンモクセイなどの庭木やスイセンなどの球根植物は除外しています。

     実際に室内に取り込むのは最低気温が10℃を下回る頃になりますが、ハードニングをすることで耐寒性を高めることができます。

     ※ハードニング:高温下に生育する生物を中間温度を経て低温下に移すと耐寒性が高まります。あまり早くから取り込むと耐寒性が落ちますので、ギリギリまで待つのも冬越しのコツです。また土の過湿はこのハードニングを遅らせ、窒素過多はハードニングの妨げになるので、これからの寒い時期の水やりや施肥には十分注意する必要があります。<参考:デジタル大辞泉、福島県農業総合センター>

    耐寒温度2018

     ※非耐寒性:本格的な温室がないと冬を越せない=耐寒温度7~10℃
     ※半耐寒性:霜よけや室内に取り込まないと冬を越せない=耐寒温度3~5℃
     ※耐寒性 :露地植えで十分に越冬できる
     耐寒温度は「ヤサシイエンゲイ」サイト他を参考に作成していますが、出典により異なります。

     私が住む愛媛県南部(南予地方)は冬でも温暖な地域と思われがちですが、関門海峡から湿った寒気が直接流れ込んで来ますので、県東・中部の瀬戸内式気候とは異なり、鉛色の雲に覆われ降雪も珍しくありません。1月に入ると2~3回、せいぜい3cm程度ですが積雪もみられます(2018年は10cm越を2度記録)。

     2018年の1~2月は異常に寒く、2月の最高気温は15℃でしたが、最低気温は-4℃で氷点下は8回も記録しました。とはいっても、屋外の植物には特別な処置は必要ありませんので、暑い夏越しに比べれば管理は楽かもしれません。
    関連記事