ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    シーマニア

    2009年10月26日
     今日も農園屋さんが来られましたが、ちょっとユニークな形をした花がありました。花つきはまばらでしたが、おもしろそうでしたので購入しました。

     シーマニアです。
     イワタバコ科ブロキシニア属の常緑多年草(球根)で、原産地はペルー、ボリビアです。以前はシーマニア属に分類されていたので現在でもこの名で呼ばれているようです。

    シーマニア1
     金魚が泳いでいるように見えませんか?

    しーまにあ1 しーまにあ2
     近づいて見ると、ほら。 ちょっとメダボなところもそっくりで。口をパクパクしてるようにも、尾をフリフリしてるようにも。

    しーまにあ3
     こちらから見ると大~きく口を開けているアンコウのようにも。なにやら奥の方にはノドチ○コのようなものが。。。
         
    シーマニア6 シーマニア5
     花が終わると花びらがポロリと落ちてめしべがむき出しになります。花びらを分解してみると5本のおしべの先端に葯(やく)がついています。ノドチ○コの正体はこれのようです。 花は2.5cmあります。

    シーマニア7 シーマニア8
     花はオレンジ色ですが蕾の方が濃い色をしています。小さい蕾がたくさんあって長い間楽しめそうです。冬に咲く花なのに寒さに弱いとは、益々気に入りました。

     栽培のコツを調べてみました。
    【置き場所】
    真夏以外は日光によく当てる                        
     4~9月は屋外で管理。暑さには強いそうですが西日や真夏の直射日光は避ける。耐寒性が弱い(耐寒温度10℃)ので冬は室内に取り込み、15℃以上あるとよく開花する。

    【水やり】
    表面の土が乾いたらたっぷりと与える              
     多湿を嫌うそうですが、水切れさすと葉がシオシオになるそうです。葉に水を掛けないように株元から与える。

    【肥料】
    4~9月に液体肥料を1週間に1回与える
     少し薄めの肥料がいい。
            
    【用土】
    水はけの良い土を好む      
     赤玉土6:腐葉土2:ピートモス2の配合で。ふかふかの土を好む。

    【剪定】
    初夏に行う
     枝数が増え花芽がたくさんつくが開花時期が遅れる(開花期間:10~3月)。

    【植替】
    1年に1回おこなう
     適期は5~6月。
        
    【繁殖】
    株分けで増やす
     株分けは植え替えを兼ねて。挿し木でも増やせるようです。                           

    <参考:ヤサシイエンゲイ、他>
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