ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    キンモクセイの花でお茶

    2009年10月24日
     今日はいつもの園芸ネタはお休みしてちょっと一服、お茶にしませんか。お茶といってもキンモクセイの。

     中国ではキンモクセイを雅な花という意味で“桂花”と呼び、それから作られるお茶を“桂花茶”と呼ぶそうです。先日咲いたキンモクセイの花で作ってみました、ガラにもなく。

    きんもくせい1 きんもくせい2
     ざっくりかき集めザルでこしてゴミや虫を取り除きました。すばしっこく動き回る小さい虫(アザミウマ)がいましたが、ふるいにかければ落下します。香りが抜けるので洗わない方がいいようです。

    きんもくせい3 きんもくせい
     晴天で一日、日陰で3日干してみました。少し色あせてきましたが、なんとなくそれらしくなってきました。どの程度の乾燥期間が必要か不明ですが、香りが十分残っている内に瓶詰めにしました。  

    きんもくせい
     お湯を注いでしばらくするとまた花が咲いたように見えてきました。キンモクセイは2度咲きってことがあるそうですが、このことではないようです。

    きんもくせい6
     カップ1杯分にティースプーン1杯のキンモクセイでも色や香りはでますが、3杯以上入れると甘みが増してきます。入れ過ぎると渋みを強く感じます。ウーロン茶にキンモクセイの香りと甘みを加えたような味わいです。

     肝臓や胃腸の働きをよくし、目の疲れなどにも効くそうです。予想以上の出来栄えで、来年はもっと量を増やして保存しておこうと思います。
    関連記事