ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    ホトトギス

    2009年10月10日
     10月5日にエリカと一緒に購入していたホトトギスです。蕾ばかりでしたが、今朝開花していました。

     ユリ科トリルキルティス属の宿根草です。プレートは“クラマホトトギス”となっています。

    ホトトギス1 ホトトギス2
     左側はロケットの形に似た蕾が膨らみ始めたので昨日撮影したものです。開花までまだ数日かかると思っていましたが、今朝見るともう咲いていました。

    ホトトギス3
     皆さんご存知の通り名前の由来は、花びらの模様が鳥のホトトギスの胸や腹の模様に似ているからです。 
        

    ホトトギス4
     クラマホトトギスで検索しても中々ヒットしません。栽培方法は他のものと変わらないと思うのですが。。。

    ホトトギス5 ホトトギス6
     花柱の先端は3つに分かれ、さらにツノを伸ばしたように二股に分かれています。その花柱やめしべの柱頭、またおしべの花糸にまで模様がありますが、おしべの先端部分の葯(やく)は紫一色です。めしべの花糸には金色に輝く不思議な粒状のものが多数あります。

     属名のトリルキルティスとは“3つの距(きょ)”と言う意味で、距とは花びらやガクが変化した突起状の部分で、ロケットの噴射口の部分を指します。

     これも初めて育てますので栽培のコツを調べてみました。
    【置き場所】
    真夏以外は日光によく当てる                        
     暑さに弱いので真夏は風通しの良い半日陰で育てます。耐寒性が強いので冬は屋外でも大丈夫です。

    【水やり】
    表面の土が乾きかけたらたっぷりと与える              
     乾燥には弱いようで、水切れをすると下葉が枯れて見苦しくなります。冬は地上部が枯れてほぼ休眠状態になるので乾かし気味に。

    【肥料】
    3~10月に液体肥料を週に1回与える
     真夏と地上部が枯れた後はやらない方がいい。
        
    【用土】
    水はけの良い土を好む      
     市販の山野草の土でいいそうです。山砂4:桐生砂3:赤玉土3の配合でも。植え替えの適期は3月で1~2年に1回。根を広げるようにして、あまり深植えにならないように。

    【耐寒性】
    耐寒性は強い
     冬は凍らせない程度の防寒で大丈夫です。(関東以西では不要)

    【繁殖】
    挿し木、株分けで増やす
     挿し木の適期は夏場を除く4~10月上旬。株分けは植え替えを兼ねて行います。

    <参考:ヤサシイエンゲイ、他>