ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    シャコバサボテンの秋の芽摘み

    2009年09月11日
     5月にシャコバサボテンの“葉摘み”をして、その茎節で挿し木をしたことはご紹介しましたが、春の葉摘みの様子は写真を取り忘れて記事がありません。それで今回の秋の“芽摘み”については書いてみることにしました。

     シャコバサボテンのおおよその管理方法は挿し木苗の鉢上げの項でもご紹介しました。それの秋の実践編ということになります。9月に入ると芽摘みを始めていいようです。

    シャコバ1
     挿し木をして2年目になる株です。1年目は貧弱でどうなるものかと心配しましたが、だいぶ見られるようになりました。

    シャコバ2 シャコバ3
     この時期の若い茎節には花芽はできません。できても開花時期が遅れたり小さい花になります。また虫に食べられたり黄色く変色したものも摘み取っておきます。花芽分化を促進させ、開花時期を合わせて大きくて立派な花を咲かせるためにするのがこの芽摘みです。

    シャコバ4
     花が咲いた時に花の間隔が広がらないように長さも調整しました。花が垂れ下がるのがお好みでしたらは調整は不要かもしれません。 

    シャコバ5
     我が家のシャコバ・オールキャストです。購入したのは3株でしたが。。。上段右端の2鉢が今年挿し木して6月に鉢上げをしていた分で、結構成長しました。しかし株を充実させるため今回の芽摘みも開花もさせないことにしました。ベチャッとして見える株は挿し木1年目です。2年目になるとシャキッとしてきてます。

     芽摘みをした後は新芽が出るのを抑えるために水やりを2週間ほど控えるといいそうです。短日植物ですので秋分の日を過ぎて夜の長さが12時間以上、夜の気温が15~20℃、これらの条件が1ヶ月以上続くと花芽ができるそうです。蕾が確認できたら通常の水やりに戻して、液体肥料も再開です。場所を移動させたりして環境条件が変わると蕾が落下する場合があるので注意が必要です。

    シャコバ6
     去年の開花時の様子です。上の写真のオリヅルランの隣にあるのがこの購入株で、はやりプロが作ると立派です。自分で挿し木して増やした株もこうして豪華に咲いてくれるとうれしいんですがね。
    関連記事