ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    クロッサンドラの切り戻しと挿し木

     もう絶滅させたくありませんので、花が一段落したところで切り戻し、その剪定枝を使って挿し木(秋挿し)して殖やしておきました。


    切り戻しと頂芽優勢の打破

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     8月04日、真夏のまぶしい光線を浴びる「かがり火」です。

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     8月30日、終盤を迎えました。穂の長さは10cmを超えています。

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     花がら摘みと同時に、長く伸びた枝を葉の付け根の節のところで切り戻しておきました。バランスを整えるのと、頂芽優勢を打破して、わき芽を伸ばせて花数を増やす目的もあります。

     頂芽優勢と打破】植物ホルモン「サイトカイニン」は側芽(そくが:わき芽)の成長を促進させます。頂芽(ちょうが:茎の先端にある芽)からは植物ホルモン「オーキシン」が分泌されています。オーキシンは側芽のある節の部分でサイトカイニンの合成を抑制しています。そのため、側芽の成長は抑えられ頂芽の成長が優先されます。

     しかし、頂芽を切り取りオーキシンの供給がなくなると、節ではサイトカイニンの合成が始まり、側芽が活発に動きだし新たな頂芽を形成するようになります。

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    挿し穂の確保と水あげ

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     短いのも含めて7本の挿し穂を確保できました。葉からの蒸散を防ぐため、大きい葉は摘み取ります。よく切れるナイフで先端を斜め45度にスパッと切って、水を入れたペットボトルコップに小1時間ほど水あげしてから挿します。

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    土挿し~4週間後の鉢上げまで (スライドショー)

  1. 9cmポリポットに
  2. 土の流出と害虫侵入防止用に 鉢底ネットを敷き
  3. 赤玉土(小粒)を入れていきます
  4. 事前に湿らせ 穴を開けておくと挿しやすくなります
  5. 先端を傷めないよう挿したら
  6. 周りの土を軽く押さえて
  7. 鉢底から綺麗な水が流れ出るまで水をやったら 完成です
  8. 挿し床を乾かさないよう 明るい日陰で管理します
  9. 9月27日 ちょうど4週間後
  10. 根が見えていますので抜いてみます
  11. まずまずの発根量
  12. 長い根は約6cmあります
  13. 5本成功 6打数5安打です
  14. 鉢上げします 用土は赤玉土(小粒)7:腐葉土3の配合
  15. 9cmポリポットに 用土を半分入れ
  16. 根を広げて植え付けます
  17. 最後にたっぷり水をやったら完成
  18. 根が土に馴染む2週間ほど明るい日陰で管理し
  19. その後は 直射日光に当てるようにします
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    水挿しは不調

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     忘れた頃に発根し始め、長さはわずか1cmです。以前おこなった水挿しでは、27日目でも発根しませんでした。クロッサンドラの場合は、土挿しと水挿しの差は顕著で、根の観察をしないのであれば、土に挿すことをおススメします。

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     発根量は少ないですが、一緒に鉢上げしておきました。

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    耐寒温度7℃の非耐寒性

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     9月27日、頂芽優勢打破によって、新たに頂芽となった枝先に小さな蕾が付いていました。標準的な開花期間は5~10月ですので、もうしばらく屋外で花を咲かせます。

     耐寒温度は7℃と、非耐寒性(本格的な温室がないと冬を越せない)ですので室内で越冬させます。南国愛媛では温室がなくても越冬可能で、南向きの縁側など日中15℃以上あれば冬の間もそのまま花を咲かせ続けます。

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    【追記:10月4日】
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     未発根の1本は水に挿していたら発根しました。たまたま、カルス(癒傷組織)が発根の邪魔をするパターンだったようです。

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     2cmの根ですので鉢上げしておきました。これで挿し穂7本すべて発根したことになります。

     動画はこちらです
      画面をクリックするとYouTubeサイトに移動します
    クロサンドラの挿し木動画サムネ
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