ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    ミソハギの切り戻しと挿し木と鉢上げ

     2月に植え替えをしていたミソハギが、スクスクと新芽を伸ばせてきましたので切り戻しをして、その剪定枝を使って挿し木をしておきました。


    切り戻して花数を増やす

    ミソハギ1 ミソハギ2
     5月14日、新芽が30cm近く伸びてきましたので地際から2~3cmのところで切り戻しました。切り戻すことで頂芽優勢が打破されて、わき芽が勢いよく伸びはじめます。枝数が増えることで結果的に花数も増えることになります。

      植物ホルモン「サイトカイニン」は側芽(そくが:わき芽)の成長を促進させます。頂芽(ちょうが:茎の先端にある芽)からは植物ホルモン「オーキシン」が分泌されています。オーキシンは側芽のある節の部分でサイトカイニンの合成を抑制し、そのため側芽の成長が抑制されます(頂芽優勢)。しかし、頂芽を切り取りオーキシンの供給がなくなると、節ではサイトカイニンの合成が始まり、側芽が活発に動きだし新たな頂芽を形成します。

     ミソハギは盆花と呼ばれるようにお盆に活躍して欲しいので、暖地愛媛では5月中旬に切り戻しておくと8月中旬にちょうど満開を迎えます。切り戻さずに放任すると早く咲いてしまうことがあります。

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    挿し穂の確保

    ミソハギ3 ミソハギ4
     元気そうな太い枝を選んで12本を10cmほどにカットして、

    ミソハギ5 ミソハギ6
     下葉を取り除いたら先端を斜め45度にスパッと切って水に挿します。

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    わずか3日のスピード根

    ミソハギ7 ミソハギ8
    ミソハギ9
     3日後に発根しました。これまでに色んな植物の挿し木をしてきましたが、このミソハギが一番早く過去には2日後の発根記録があるほどです。コマツナやレタスの種の発芽並みのスピード発根です。

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    水挿しは早めに鉢上げ

    ミソハギ10 ミソハギ11
     水挿しの場合は水に不自由していませんので土挿しよりも細根が少なく、土に植え付けた時に適応するのに少し時間がかかりますので、発根後はできるだけ早く植え付けるのが基本です。

     水を欲しがるミソハギですので、用土はいつもより保湿性の高い赤玉土(小粒)6:腐葉土4の配合にしておきました。

    ミソハギ12
     今回の挿し穂が1ダース12本だったのは、この育苗用のセルボックスが12個用だったからです。根が土に馴染むようになる2週間ほどは明るい日陰で管理し、その後は直射日光にガンガン当てる予定です。

     この12本の苗は公民館の鉢植えの側に置かせてもらい、欲しい人が居れば差し上げようと思っています。一鉢あるととっても重宝します。

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    ミソハギ挿し木苗動画

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