ときどきガーデニング&ときどき家庭菜園

    サニーレタスの露地栽培 その1:種まき~出芽

     初冬に種まきしたコマツナの収穫(菜の花)が終わりましたので、今度はサニーレタスの種をまきました。


    玉レタスに比べてβカロチンが10倍

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     サニーレタスに含まれるβカロチンは、玉レタスよりも10倍多く含まれているそうです。βカロチンは活性酸素の働きを抑え、老化・ガン・風邪などを予防する働きがあります。また、美肌効果の高いビタミンCや貧血予防に効く鉄、むくみを改善するカリウム、他にもビタミンE・B群・K、カルシウム、葉酸、食物繊維なども含まれています。玉レタスに比べカリウムは5倍、ビタミンC・E・カルシウムは3倍だそうです。

     玉レタスは文字通り結球しますから、中心部には日光が届きにくいのでこんな違いが出るんでしょうか。収穫までの期間も短いので栽培しやすく、必要な時に外葉から順に摘み取れますので、私はリーフ系ばかり栽培しています。

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    土づくり-レタスは強酸性の土が嫌い

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     種を付け始めたコマツナの株を抜き取って土作りをしておきました。レタスは土の酸性が強いと生育が悪くなりますので、苦土石灰で中和して弱酸性にしておく必要があります。

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     約1㎡ありますので、苦土石灰150g(3握り)、化成肥料150g(3握り)、馬糞堆肥600ccをまいてよく耕しておきました。

     一般に、苦土石灰は2週間前に、化成肥料と堆肥は1週間前に混ぜるのが基本ですが、アルカリ度の低い苦土石灰は生石灰ほど化成肥料との化学反応(石灰とチッソが反応してアンモニアを発生)も起こりにくいと言われます。これまで弊害を感じたことがありませんので、今回も同時に混ぜました。

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     畝を切って、水たまりができないようラップの芯を使って平らにしておきます。最後にたっぷり水やりをして土作りの完成です。

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    種まき-レタスの種は光がお好き

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     土作り6日目です。レタスは冷涼野菜で、発芽も発育も気温20℃前後が適温ですので、暖地愛媛での4月後半の種まきは少し遅すぎました。気温が25℃を超えると種が休眠してしまいますので、この先数日の予想最高気温が20~22℃の今の内にまいておきます。

     小さい種は条(すじ)まきが基本ですが、間引きの手間を省くためにポットまきみたいに点まきで行いました。前日のまとまった雨のおかげで畝は湿っていますので、種まき直前の水やりはしなくて済みました。

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     レタスの種は好光性で、深く埋めると発芽しないことがありますので、3~5mmほどの深さの穴で十分です。キャップを使って間隔を30cmとりながら蒔き穴を作り、1か所あたり5~6粒の種をまいて土を被せたら、キャップで軽く押さえながら平らにならしておきました。種と土、土と土を密着させ、毛細管現象を利用して種を乾燥から防ぐことで発芽が揃いやすくなります。

     参考までに
     ◎好光性の種
       レタス、コマツナ、ゴボウ、インゲン、ニンジン、ミツバ、シソなど。
     ◎嫌光性の種
       ナス、トマト、ピーマン、ホウレンソウ、タマネギ、スイカ、キュウリなど。
     光には影響されない中間の種もあるそうです。

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     種が浮き上がったり流されたりしないよう、ジョウロではなく霧吹きでたっぷりと水やりをし、

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     最後に新聞紙1枚(計2枚)を掛けて石の重しを置いたら種まきの完了です。好光性と言っても必ずしも直射日光が必要な訳ではありません。新聞紙1~2枚程度なら十分光を通します。新聞紙を敷くことで乾燥防止と地温の上昇を抑える効果が見込まれます。

     ちなみにこの日の天気は曇りのち晴れ、最高気温は19.4℃でした。気温の高い日でしたら夕方に種まきするのも一考です。

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    3日後に出芽

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     種まきから3日後、5mmの覆土を押し上げながら地面に顔を出してきました。

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     翌日6本出芽しました。種の袋には発芽率85%以上と書いてあり、今回はほぼ100%に近い状態です。

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     種をまいて2日後に、まき穴に一度だけ軽く水やりをしましたが、ご覧の通り新聞紙の保湿効果は絶大です。8つのまき穴全てから出芽を確認しましたので、この後新聞紙は取り除いて霧吹きで水やりしておきました。

     今日からはしっかり直射日光に当てながら育苗、間引き、収穫へと進みます。その模様は「その2」でお届けする予定です。

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