ハランの蕾と花

     今朝も雪が舞って、金土日の三日間消えてはまた雪化粧…を4回繰り返しました。こんな降り方は珍しい気がします

     草花のダメージを調べるついでに、ハランの株元の落ち葉を取り除いてみると、小さい春を見つけました。蕾と花です。
     
     ハランは、キジカクシ科スズラン亜科(旧体系ではユリ科)ハラン属の常緑多年草で、原産地は中国南部。九州の南部諸島という説もあるようです。

    ハラン1
     葉がおおきくて蘭に似ていることから、中国では「馬蘭(バラン)」と呼ばれていたそうで、江戸時代になると次第にバランが静音化して、ハランと呼ばれるようになり、「葉蘭」の字が充てられたそうです。(Wikipedia)もちろん蘭の仲間ではありません。キジカクシ科ということは、DNA的にはオリヅルランやアスパラガスなどに近いということになります。

     葉には抗菌作用があり、弁当などの仕切りに使われている人造の緑色のバランは、このハランから来ています。高級料亭やお寿司屋さんでは本物のハランが使われたりします。

    ハラン2 ハラン3
     緑色の蕾から、色づいた蕾、すでに咲いている花もありました。

    ハラン4
    ハラン4-1
    ハラン5
     蕾はアポロ宇宙船のような、こんな形をしたチョコレートもあったような…。色づいた蕾の径は20mmほどです。

    ハラン6
    ハラン7
     これが花です。花径は30mmほど、地下茎から伸びて地面すれすれに咲きます。花そのものに気付かなかったり、これが花だとは思えないような、人知れず咲くけなげなハランの花です

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