クロガネモチのスタンダード仕立て

     かれこれ7、8年前になるでしょうか。勝手に庭に生えてきて、何度も何度も切ったにもかかわらず、目を離したスキ?にデカくなり、今では庭木として育っています。枝が伸びてきましたので整理しておきました

     小剪定!!劇的?ビフォーアフター

    クロガネ1-1 クロガネ2
    クロガネ11 クロガネ12
     何の木かも知らず、背丈ほどになっても花を咲かせる気配が無かったので、剪定バサミで株元からバッツン、これの繰り返し。数年後、急に幹が太くなり今度は剪定ノコでゴリゴリ。すると先端で枝葉が茂ってきましたので、スタンダード仕立てにしてみると、案外これはイケてるな!となりまして、切ってしまうのをやめました。2年ほど前、3本の強い枝を残して上にも玉を増設、ダブルスタンダード仕立てで、現在に至っております。樹高は165cmです。

     モチノキ科クロガネモチでした

    クロガネ5 クロガネ8
     何の木だろうかと人に尋ねても「あぁ、花の咲かんヤツやな」との答えばかりで、呼び名が判りません。ネットで調べること“のべ4日”、やっとたどり着いたのが「クロガネモチ」でした。モチノキ科モチノキ属の常緑高木で雌雄異株だそうです。

     新枝や葉柄が赤紫色になるから、葉が枯れると黒鉄(クロガネ)色に変化するから、この名前が付いたと言われています。モチノキ同様に樹皮からはトリモチが採れるそうです。

    クロガネ3 クロガネ4
     葉の特徴だけで樹木を特定するのは案外大変な作業でした。葉の縁にギザギザのある“鋸歯縁”きょしえんと決めつけたがために長期戦となったのです。後で判ったことですが、成木の葉は普通、ギザギザの無い“全縁”ぜんえんで、幼木の若葉には“鋸歯”が出る、という紛らわしい特徴があったのです。よーく見てみると、展開中の若い葉でも、まだ残っていた古い葉でもギザギザが有ったり無かったりがあるようです。

    クロガネ6
     斑入り?の葉を見つけました。突然変異なのか病気なのか分かりませんが、このまま葬り去ってしまうと真偽の程が不明のままとなりますので、試しに挿し木しておきました。

     クロガネモチの特徴

    クロガネ7
     最終的にモチノキ科のいずれか、という段になっても、モチノキ・クロガネモチ・ソヨゴが候補に残りました。話は前後しますが、そもそもモチノキ科の決め手となったのは「葉をライターの火であぶると“死環”しかんと呼ばれる黒い模様が出現する」という現象からです。炎の中心ではなくその周辺部に環状に現れるもので、2秒ほどあぶるとクロガネモチは瞬時に、サザンカ(ツバキ科)は数分経過すると輪郭がはっきりしてきました。

     一般にクロガネモチは新枝や葉柄が赤紫色になる、というのが他との違いだそうですが、例外的にモチノキやソヨゴでも赤くなることがあるのだとか。それでも「クロガネモチ」と決定した理由は、
     ■「葉の先端が鋭く尖っている」(モチノキはやや丸みがある)
     ■「葉が中心の葉脈を挟んで舟形に反る」(モチノキは扁平な葉が多い)
     ■「葉の縁が波打つ」(モチノキは滑らかな葉が多い)
     ■「新枝が角張っている」(モチノキやソヨゴは丸みがある)
     ■「葉をライターであぶっても破裂しない」(ソヨゴは水分が蒸発して破裂する)
     の特徴から、手元に比較する材料はありませんが、たぶん合っている!…のでは。

    クロガネ9 クロガネ10
     花が咲いて実でも付ければ早く特定できたと思いますが、クロガネモチの実生が花を咲かせるには①10年ほどかかる②年数ではなく幹の直径が20cm以上、といった2説がありました。①ならあと数年で花を見られるかも知れませんが、②だといつの頃になるのやら、という感じです。現在の幹は9cmほどしかありません。

     何はともあれ、クロガネモチと判っただけでも愛着が湧いてきますネ。ゴロが「金持ち」に通じることから、縁起の良い樹木として庭木にされる方も多いのだとか。クロはブラック、決してブラック・マネーという意味ではありません。苦労して金持ちになる…と、とらえておきますか。
     えっ?楽して金持ちになりたい?楽して、そんなモン!…良いに決まってます

    コメント

                            
                            

    こんばんは~。

    モチノキはうちにもある・あった←現在・過去う~ん。
    カイガラ虫が半端なくて、スス病も凄くて切ったはず。
    「樹皮からはトリモチが採れる」んだったの?
    あるうちに実験(んじゃ~ヨロシクe-264
    仕立て方 上手だね~。
    お金持ちになったら、ぜひお零れを?いやおすそ分けを?・・・どっちか多い方を~e-463よろしくね~。
                        
                                                
                            

    エルフィン さん

    カイガラムシは見ませんが、イラガの幼虫が。
    昨年、気がつかずに肘をチクリとやられました。
    皮を剥いで水に長期間浸けて腐らせて臼でついて・・・。
    とりもちは作れません、しりもちならナンボでもe-454
                        
                                                
                            

    おはようございます。

    あばけんさんらしいですね。。。
    私ならとっくの昔に諦めて ひょんな時にわかるかもと少し期待。
    その程度です。

    クロガネモチ ほんと 大金持ちに・・・!
    私にもその節にはお裾分けを お願いいたします(笑)
                        
                                                
                            

    クロガネモチ大木になりますね。里に2本の巨大木が。

    クロガネモチの葉ガジュマルの葉にも似ていますね。前記事を参考に我が家の
    ガジュマルの鉢植えの剪定をしようと思っています。
    こちらでは戸外の越冬は無理で大きく育っていたのをある冬に枯死させ、
    今のは100均購入なのですが、かなり大きく成長しています。


                        
                                                
                            

    けい さん

    この木なんの木かなぁと気にはなっていたんですが、
    ブログデビューするにあたって調べてみようと。
    色んなことが知ることができて良かったです。
    お裾分けするほど裾は長くありませんで・・・e-454
                        
                                                
                            

    しーちゃん

    大木は困りますので切ってて良かったです。
    今でさえ窮屈な場所に生えていますので尚更ですね。
    ガジュマルは挿し木しましたのでまた鉢でも楽しんでみます。
    結構強い枝が出たりしますよね、剪定ガンバッてくださいe-257
                        
                        

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