ヒペリカムの実。。。かな?



葉はすでに萎えていますが、サクランボのような10mm前後の赤い実はプリプリしています。調べた限りではヒペリカムの実ではないかと思います。その中でも実を鑑賞用にするヒペリカム・アンドロサエマムという品種でしょうか。


飾り付けから1週間後の今日、実もしぼんで鑑賞用にもなりません。このまま捨てるのももったいないので種蒔きできないか実を割ってみました。サクランボのような種があるのかと思いきや、1mm程の小さい種が無数に出てきました。


まだ熟していない実は種も青く種蒔きには不向きのようです。こげ茶色の熟した実から出た種をバラ蒔きしてみることにしました。種は好光性なのか嫌光性なのかも不明ですが、赤玉土細粒を軽く覆土しました。種蒔きの適期は4~5月のようですが、思い立ったら止められません。。。

別の品種ですが、ヒペリカム・カリシナムの実生苗繁殖法についておもしろいデータがありました。
実生苗の方が挿し木苗よりも株立ち本数や生育が優り、栽培養生期間も90日短縮できるそうです。発芽率は採取直後は3%、採取5ヵ月後は10%、採取12ヶ月後の8月蒔きで72%。発芽日数は14~60日(平均35日)で、箱育苗がセル育苗より発芽率も生育も優るそうです。
【兵庫県立中央農業技術センター・農業試験場・園芸部 ヒペリカム・カリシナムの実生苗繁殖法 要約】
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